繁多寺は静かで落ち着いた50番札所
はじめに 縁起 境内 おわりに はじめに 松山の市街や瀬戸内海まで一望できる高台に50番札所繁多寺があります。 背後はこんもりと茂っている森が広がっていて、景観樹林保護地区に指定されています。 美しい自然の中にあり、静かに人々の営みを高い所から見守ってくれているお寺という感じです。 縁起 寺伝によると孝謙天皇の勅願によって8世紀中ごろに行基が開創し、この時、祭具としての幡を賜ったので「幡多寺」と呼ばれ、やがて「繁多寺」といわれるようになったとされています。 9世紀初頭に弘法大師が訪れています。その後、一時衰微してしまいますが源頼義により再興されました。 時宗の開祖である一遍上人が当寺に参籠した…